【U―23】影山技術委員長がパリ五輪のノルマ設定を〝保留〟「最強で行きたいけど…」
- スポーツ
- 2024年5月14日
日本サッカー協会が13日に技術委員会を開催し、影山雅永技術委員長が今夏のパリ五輪について言及した。
大岩剛監督率いるU―23日本代表は、U―23アジアカップで優勝してパリ五輪出場を決めた。
大岩監督は金メダル獲得を目標に掲げているが、技術委員会としてのノルマ設定の有無について影山委員長は「まだ設定はしていないし、こうじゃなきゃいけないというところはどうですかね…。これもうちょっと話してみます」と設定するかどうかも含め明言を避けた。
その理由について「設定することによってのデメリットもあるでしょうし、いま五輪は非常に難しい大会になってきた。以前では考えられないくらい海外(クラブ)所属の選手も多いし、最強でいきたいけど、なかなか我々の思いどおりにはいかない部分もあるので、技術委員会として設定すべきかどうかも含めて」とチーム作りが困難な点も考慮して、ノルマの設定が必要かどうかを検討していく考えを示した。
本大会に向けては「大岩監督も非常に頭を悩ませていて、どうやってパリ五輪を勝っていこうかと。選手の成長が感じられながらの(U―23)アジアカップで、ああやって短期間ですごく成長する。チーム力が上がったところでパリに行ける。(大岩監督は)どうやってチーム力を上げていくのか考えている。そういったものをできるだけサポートしていきたい」と語った。
欧州組やオーバーエージ(OA)などチーム編成はギリギリまで調整が続きそうだ。
東スポWEBより転用
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