派閥裏金問題 岸田首相への処分「私自身含めて党の手続き、判断尊重」
- 政治・経済
- 2024年3月27日
参議院予算委員会で27日、派閥の裏金問題を巡り、岸田首相は、自民党総裁である自身の処分について「私自身含めて、党の手続き、党の判断が尊重されなければならない」と述べた。
質問した立憲民主党の杉尾議員は「党の判断といったって総裁の判断、自分で決められるではないか」と続けて処分について質問したが、岸田首相は処分の有無、内容などについては明言を避けた。
さらに杉尾議員は、自民党総裁である岸田首相への処分が「党の役職停止であれば、総裁を続けられないのではないか」と質問した。総裁の役職停止となれば、第一党のトップである総裁が国会の総理大臣指名選挙で首相に指名されるという慣例に沿わない形になる。
質問に対し岸田首相は「党規約をそのまま読めば、役職を外れると言うことになる」と述べたが「あたかも適用されるように、仮定の質問には答えを控える」と述べた。
FNNプライムオンライン(フジテレビ系)より転用
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