交通事故で保険金など“詐欺”男性巡査長を懲戒免職
福岡県警は、2件の交通事故をめぐり保険会社などから架空の代車費用をだまし取ったなどとして、28歳の男性巡査長を20日付で懲戒免職処分としました。
県警によりますと、宗像警察署に勤務する男性巡査長(28)は去年7月、妻(20代)が運転する車が交通事故に遭った際、架空の代車費用として保険会社から3万5千円をだまし取ったということです。
さらに、巡査長は2018年9月、自身が車を運転中に追突された事故でも、架空の代車費用として相手側から4万2千円をだまし取っていたということです。
巡査長は「詐欺にあたるという認識はあったが、これくらいよいだろうという甘い考えだった」と話しているということです。
県警は、男性巡査長を20日付で懲戒免職処分としました。
あわせて県警は、巡査長と妻、知人である自動車整備業の男性(50代)らあわせて4人を詐欺容疑で書類送検しました。
県警は「職員への指導、教養を徹底し、再発防止に努める」としています。
九州朝日放送より転用
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