銀行間決済システムは11日も復旧できず、12日も見通し立たず…午後6時時点で87万件が未処理
- 政治・経済
- 2023年10月12日
銀行間の資金決済を担う全国銀行データ通信システム(全銀システム)で10日朝に発生した障害は、11日も続いた。11の金融機関で他行宛ての振り込みができなくなっており、代替手段で対応しているが、相手先口座への着金が遅れるなどの影響が生じている。
システムを運営する全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)によると、12日も復旧の見通しは立っていない。金融庁は全銀ネットや11行に資金決済法や銀行法に基づく報告を求めている。
全銀ネットによると、10~11日の2日間で11行には計約255万件の振り込み依頼があった。11日午後6時時点で約87万件が未処理の状態で、振り込みが完了しても入金の確認ができていないケースもあるという。
一部の取引ができなくなった金融機関では11日、振り込みの受け付けを制限するなどの対応をとった。
三菱UFJ銀行は他行宛ての店頭での振り込みの受け付けを午前8時半から同11時までに短縮し、利用者には他行での送金を促した。商工組合中央金庫は11日付で予約された振り込みを除き、店頭や現金自動預け払い機(ATM)、インターネットバンキングでの他行宛ての振り込みの受け付けを停止した。
読売新聞より転用

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