「PayPay」使い公立高校の生徒数十人が詐欺関与の疑い 鹿児島
「PayPay」使い公立高校の生徒数十人が詐欺関与の疑い 鹿児島© 鹿児島テレビ放送
鹿児島県内の公立高校で数十人の生徒が詐欺事案に関わっていた疑いがあることが分かり、警察が経緯などを捜査しています。
この事案について鹿児島県教育委員会は、捜査が行われていることを認識しているとして「再発防止を徹底しないといけない」とコメントしています。
複数の生徒が詐欺事案に関わった疑いがあるのは、県内の公立高校です。学校によりますと、2023年度に入って警察から「生徒が詐欺事件に関わっている可能性があり、話を聞きたい」と連絡があったということです。
詐欺事案に関わっていたとみられるのは、主に高校3年生の数十人で、学校の聞き取りによると、電子決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」を使って第三者に不正に送金をさせていた疑いがあるということです。
警察の捜査は今も続いていて、詳細な手口や被害額などは分かっていません。
今のところ、学校として関わった生徒の処分は検討していませんが、すでに他校に転学した生徒もいるということです。
校長は鹿児島テレビの取材に対し「大きな問題行動で、指導が行き届かなかったことを重く受け止めている」とコメントしています。
また、県教委も県内の高校生が詐欺事案で捜査が行われていることは認識していたとした上で「大変残念で遺憾に思っている。今後、こういうことが起きないように再発防止を徹底しないといけない」とコメントしています。
鹿児島テレビ放送より転用
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