南アフリカからロシアに貨物船で「武器と弾薬」提供か…米大使が指摘、南アは「証拠ない」
- 国際
- 2023年5月13日
南アフリカのラマポーザ大統領=ロイター© 読売新聞
米国のルーベン・ブリゲティ駐南アフリカ大使は11日、地元メディアに対し、南アから昨年12月に、ウクライナを侵略するロシアに武器と弾薬が提供されたと指摘した。事実であれば、対露軍事支援が行われていた可能性を示唆するもので、南アと米欧各国との関係に影響するのは必至だ。
地元メディアによると、ブリゲティ氏は、昨年12月6~8日に南西部ケープタウン近郊の海軍基地に停泊し、ロシアに向かった貨物船に「武器と弾薬が積み込まれていたことを米国として確信している」と語った。米国務省のベイダント・パテル副報道官も11日、「制裁下の露貨物船が南ア海軍基地に停泊していた事案を深刻に懸念している」と述べ、南ア政府に懸念を伝えていると明らかにした。
南ア政府は声明を出して「疑惑を裏付ける証拠はない」と反発した上で、事実関係を調査するとしている。南アはウクライナ侵略が始まった後も露海軍と合同軍事演習を開催するなど親露姿勢を際立たせている。(ヨハネスブルク支局 深沢亮爾)
読売新聞より転用

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