留置施設で男性死亡、同部屋の男が暴行 警視庁
警視庁板橋署は25日、同署に勾留していた男性(46)が留置施設の同部屋の男(32)から頭を踏みつけられる暴行を受け、死亡したと発表した。同署は男を傷害容疑で現行犯逮捕し、傷害致死容疑も視野に調べている。
同署によると、現場は署内にある留置施設の3人部屋で、当時は男性と男がいた。今月4日午後1時25分ごろ、留置施設を巡視していた署員が「バン」という大きな音を聞いて部屋に向かうと、男が男性の顔を踏みつけていた。男性は意識不明の状態で病院に運ばれて脳挫傷など3カ月の重傷と診断され、24日に死亡した。男は暴行を認め、「なぜやったか分からない」と話しているという。
男は知人の車を壊したとして8月20日に器物損壊容疑で逮捕、起訴された。精神科への通院歴があり、医師の診察を受けさせたうえで同署で勾留していたという。傷害容疑で逮捕後、責任能力を調べるため鑑定留置されている。
同署の天口真二副署長は「管理は適正だった」とコメントした。
一言コメント
管理が適正でなぜ死人が出るのか。
適正じゃなかったんでしょ。
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