ミスに関係ない職員も減給、7590万円穴埋め 下水道見積もり誤算
下水道工事をめぐる市職員の事務処理ミスで約4億円の工事費用が生じるとして、茨城県常陸太田市は15日、全職員の給与から計約7590万円をカットして、費用の2割弱を穴埋めする方針を明らかにした。
市の職員数は約570人。1年半にわたり、市長など特別職は5%、一般職員は1~2%の給与を削減する。
東日本大震災の復興財源を確保したり、新型コロナウイルス禍による税収減を補ったりするために、全職員の給与をカットした事例はあるが、一部の職員のミスで生じた費用を、関係のない職員まで減給してカバーするのは極めて異例だ。
茨城県市町村課の担当者も「職員個人のミスから生じた損失を全庁的に職員で負担するという例は聞いたことがない」と話す。

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