安倍派、19日に新体制協議 名称そのまま、当面は会長職置かぬ方針
- 政治・経済
- 2022年7月16日
自民党安倍派(清和政策研究会、93人)の塩谷立、下村博文の両会長代理が15日、国会内で会談し、会長の安倍晋三元首相の死去を受けた派閥運営について協議するため、19日に幹事会を開催することを決めた。
関係者によると、両氏は「安倍派」の名称を残し、当面は会長職を置かないことで一致。幹事会では現行の派閥幹部の役職は変えずに、会長代理2人による「双頭体制」を敷くことを提案するものとみられる。
19日の幹事会で了承を得られれば、21日に予定している派閥総会で決定する。ただ同派の体制を巡っては、有力幹部による世話人会を設置して集団指導体制での運営に移行すべきだとの意見もあり、派内の理解を得られるかは不透明だ。【東久保逸夫】
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