立花孝志氏『報ステ』生出演で“ガーシーの綾野剛ネタ”が突如切断! テレ朝が「放送事故を選んだ」舞台ウラ
- エンタメ
- 2022年6月17日
6月16日、『報道ステーション』(テレビ朝日系)で参院選党首討論が放送された。その前日から、ツイッター上ではNHK党の党首・立花孝志氏による、ある“爆弾投稿”が話題になっていた。
《明日、立花孝志がテレビ朝日の生放送に出演します(中略)あたしは綾野剛の淫行について言及する予定です》
このことは今話題の暴露系YouTuber・ガーシーこと東谷義和氏がNHK党から参院選に比例代表で出馬を表明、立花氏と手を組んだことと大きく関係している。
テレビは国民を洗脳する装置です
「芸能人の暴露を繰り返してきたガーシーさんですが、特に女性関係を暴露した綾野剛さんとその所属事務所である『トライストーン・エンターテインメント』の社長が沈黙を保っていることに怒りを覚えている。また、綾野さん主演のドラマ『オールドルーキー』を放送するTBSが公式HPで“6月26日スタート”としているのにも苛立っています。常々“このまま放送してもいいのか!”と訴えてきましたから」(テレビ局関係者)
──そうして『報道ステーション』の生放送が始まった。「国民の安全をどう守る」といった“安全保障”をテーマに、自民党の岸田文雄総裁らが、各党の見解を順番に述べていく。放送20分がたったころ、リモート出演中のN党・立花氏の番が回ってきた。冒頭から、
「テレビをご覧の皆さん、テレビは核兵器に勝る武器です。テレビは国民を洗脳する装置です。テレビは国民が知るべき真実を隠しています」
と述べ、周囲が凍った。
「続けて立花さんは“番組サイドからテーマから逸脱する発言は控えてくださいと言われた”と発言。すると、その言葉に被せるようにメインキャスターの大越健介さんが“そうですよ”と制しました。明らかに違和感がありましたね。その後も立花が“YouTubeが……”、“政治家の発言をテレビ局の方が事前に……”と話を続けたのですが、大越さんがまたそれに被さるように“趣旨にのっとった発言をしてください”と遮った。
そして、そのまま“求められていた発言でないのでここで打ち切らせていただきます”と中継が途切れたんです。まるで放送事故で視聴者は置いてけぼりだったでしょうね」(テレビ局関係者)
その後、立花氏は画面から消え、残りの8党の党首で何事もなく話は進められた。
このような対応がなされたのはなぜか。
切断された直後に立花氏はYouTubeライブを
テレビ朝日内部は前日の立花氏の「綾野剛の淫行に言及する」との宣言を受けて大混乱に包まれていたようで、
「完全生放送が決まっていたので、立花さんのあのツイートが発信されてからは現場は大慌てでしたよ。立花さんは政党の党首なので、出演を避けることはできませんから。そのため、“万が一綾野剛の件に触れたら音声を落とす”ことは事前に決めていました。立花さんにはテーマにそぐわない話をしたときは“しかるべき対応をとる”と文書で伝えておいきました。綾野さんの名前が出る前に突然の切断になったのには、“念には念を”という思いがあったからです」(テレビ朝日関係者)
各所に“飛び火”をさせる東谷氏と立花氏だが、テレビ局サイドも各々の情報網を使って今後に備えているようだ。
「今後、フジテレビの番組に出演する際は、同事務所に所属する坂口健太郎さんのネタ、NHKに出るときは小栗旬さんのネタといったように、各局で別の暴露をしていく予定だとの声もあります。坂口さんは7月にスタートする“月9ドラマ”『競争の番人』で杏さんとW主演、小栗さんは放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で主人公の北条義時を熱演しています。出演する局に暴露をぶつける……恐ろしい策略ですよね」(民放テレビ局関係者)
東谷氏は自分の暴露をマスコミが忖度し報道しないと主張、芸能事務所と政治家の癒着があると疑い、国会議員になれば自身が“影響力を持てる”として出馬を決めたという。今後の動きについては、
「ガーシーさんと立花さんの狙いは全国放送で綾野剛さんの問題をぶちまけ、場合によっては坂口健太郎さんや小栗旬さんに飛び火させることで、トライストーンの社長を“追い落とす”ことが目的だといいます」(芸能プロ関係者)
“名誉毀損”として綾野剛の事務所は
生放送で発言を打ち切られた立花氏はすぐにテレビ朝日付近でYouTubeでライブ配信を行い、テレビ朝日から事前に渡された”通告”を画面に映し出した。そこにはこう書かれていた。
「1.日本の安全を守る体制について 2.物価高など日本国内への暮らしの影響について 上記のテーマから逸脱する発言は控えていただくようお願いします。万が一、そのような発言があった場合は、しかるべく対応をさせていただく場合もあることをご承知おきください」
6月13日、綾野の事務所はこのような声明を発表している。
《現在、インターネット上で弊社及び弊社所属タレント等の名誉を毀損し業務を妨害する事実無根の投稿が複数なされております。弊社はこのような虚偽の投稿を決して容認できません。従って然るべき法的手続等の対応を行っております》
ついに地上波にまで進出してしまった暴露。収拾がつかなくなってしまったこの現状を止められる者はいないのか。
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