空飛ぶウミガメ、7月から再びハワイへ ANA成田-ホノルル線
- 政治・経済
- 2022年5月4日
© 毎日新聞 提供 7月から再びホノルルへ飛ぶことになった「フライングホヌ」=千葉県成田市の成田空港で2019年5月22日午前8時51分、中村宰和撮影
全日本空輸は、「フライングホヌ(空飛ぶウミガメ)」の愛称で知られるエアバスA380の成田―ハワイ・ホノルル線を7月1日に再開させる。新型コロナウイルスの影響で、2020年3月以降は一時期を除いて運休していた。人気のあるホヌの投入により、客足が戻りつつある国際線の需要回復に弾みをつけたい考えだ。
全日空によると、7月以降は成田発のホノルル便を金曜と土曜に1往復ずつ運航させる。青、緑、オレンジと3機あるホヌのうち、青と緑を飛ばす見込み。月~木曜と日曜に各1往復運航する羽田発と合わせ、東京圏から毎日ハワイと行き来ができる体制を整える。
成田発を再開するのは、ホノルル便の利用客に回復の兆しが見えるからだ。4月末~5月上旬の大型連休中、全日空の羽田―ホノルル線の予約は好調だったという。井上慎一社長は「ホヌに乗ってハワイへ行きたいというお客様の期待に応えたい」と述べた。
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