【スケートボード】「13歳、真夏の大冒険」西矢椛は勉学もピカイチ
- スポーツ
- 2021年12月10日
東京五輪スケートボード女子ストリート金メダルの西矢椛(もみじ=14、ムラサキスポーツ)が優れているのは競技面だけではなかった。
13歳10か月(五輪当時)で世界の頂点に立ち、日本人史上最年少メダリストとなった西矢は「毎日スポーツ人賞」の新人賞を受賞。9日に都内で行われた表彰式にはビデオメッセージで「とてもうれしいです。受賞ありがとうございます」と喜びのコメントを寄せた。
西矢と言えば、スケートボードの実況を担当したフジテレビの倉田大誠アナウンサーが発した「13歳、真夏の大冒険」が「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネート。改めて注目を浴びる形となったが、地道な鍛錬があったからこそ最高の輝きを放てたのだ。
西矢を知る関係者は「いきなりすごいっていう感じではなかったけど、やっぱり積み重ね。すごい努力をしている」と明かす。しかも海外遠征などで多忙な日々を送る中でも勉学面も優秀。「学校のテストの点数とかもいいと聞くので、いろいろ考えたから金メダルにつながったと思う」と舌を巻くほどだ。
今回の活躍で歴史に名を刻んだとはいえ、まだ14歳の中学2年。西矢は「(2024年の)パリ五輪だけじゃなくて、自分が目指しているコンテストなどでも活躍したい」と、さらなる飛躍を誓った。
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