「ついにそこまで来たか…」「キー局が希望退職者募るなんて」フジテレビ希望退職者募集に驚きの声
- 政治・経済
- 2021年11月26日
フジ・メディア・ホールディングスは25日、連結子会社で民放キー局のフジテレビジョンが、この日開催した取締役会で「ネクストキャリア支援退職制度」による希望退職者募集を決議したと発表した。数々のヒット番組を生み出してきたテレビ局だけに、SNSでも「終身雇用の時代は終わりつつあるんだと感じました」「フジテレビが希望退職を募るのか。ついにそこまで来たか…」などの驚きの声が上がった。
公式ホームページで「経営計画における人事政策の一環として、50代社員のセカンドキャリアの支援、および今後の選択肢の追加」と実施理由を挙げた同制度は、勤続10年以上で満50歳以上の社員に対し、通常の退職金に加え特別優遇加算金を支給、再就職を支援するとしている。募集期間は来年1月5日からで、退職日は3月31日。
フジメディアHDの2021年9月期は、メディア・コンテンツ事業の売り上げ減が響き、減収に。かつて「楽しくなければテレビじゃない」などのキャッチフレーズで視聴率とともに収益も上げてきたフジテレビの決定について、ツイッター上では「キー局が希望退職者募るなんて、10年前には考えられなかった」「若者はネットTVが主流。今の年寄りが世代交代したら地上波TVの経営は今よりもっと厳しい状況に」「フジテレビもリストラか、、、という側面はあるものの、社員への配慮もあるんですよね」「面白い番組を作らなきゃ結果こうなるよね」「先にNHKでしてほしい」など、さまざまな声が相次いだ。
中日スポーツより転用
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