ドリフとももクロ大爆笑 茶「次は誰。ブーさん?」 合同ライブで55年ぶり武道館
- エンタメ
- 2021年11月19日
ザ・ドリフターズが18日、東京・日本武道館でももいろクローバーZとの合同ライブフェス「もリフのじかん」を行った。ドリフにとっては66年のビートルズ来日公演で前座を務めて以来、55年ぶりに立つ武道館のステージ。聖地にカムバックしたメンバーは、天国のいかりや長介さんら旅立ったメンバーたちに思いをはせつつ爆笑をさらった。
かつてのビートルズのステージを思わせる「THE MORIF」のロゴをバックに、ドリフが時を超えて歌い、笑わせた。
前座のトップバッターを務めた55年前は、志村けんさん加入前。1966年6月30日と7月1日にリーダーのいかりや長介さん、74年に脱退した荒井注さんとの5人体制で「のっぽのサリー」を演奏したが、持ち時間は“ちょっとだけよ”な1分ほどだった。
この日は、ももクロや東京03の飯塚悟志(48)らを交え、コントにライブと、たっぷり2時間超。当時のメンバー“全員集合”とはいかなかったが、冒頭から加藤茶(78)が「55年前はあと2人いたんですよ。3人だけでも頑張ろうな」と時の流れすらも笑いに変え、高木ブー(88)が「どこに行っちゃったんだろう?」と“だめだこりゃ”なおとぼけをしてドリフワールドに引き込んだ。
ライブパートではエルビス・プレスリーの「トラブル」に合わせ、加藤が「長さんも死んだな。志村(けんさん)も死んだぜ。次は誰なんだろうな。ブーさんかな?オレはまだ生きるぜ」と“オリジナルの日本語歌詞”を付けるジョーク。仲本工事(80)が「それはカット!」と笑顔でツッこみ、爆笑をさらった。
久しぶりの公開コントで加藤が「台本、忘れちゃったよ!」とセリフを飛ばす一幕も。ももクロとのコラボライブでは加藤がドラム、高木と仲本がギターを演奏し、夢の共演を果たした。
ラストは伝説のコント番組「8時だョ!全員集合」を“再現”。ももクロらゲストと手を右へ左へと振りながら「さよならするのはつらいけど」でババンババンバンバンと締めくくった。
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