容疑で作家の女ら逮捕 「生き人形」制作費815万円詐取 岡山地検
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年8月30日
人形制作代金の名目で現金をだまし取ったとして、岡山地検は29日、人形作家の堀佳子(よしこ)(54)=東京都=と無職の渡辺志保(54)=岡山県=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕したと発表した。堀容疑者は、生きているかのようなリアルな人形を作る「生き人形作家」と呼ばれ、独特の世界観で人気を集めていた。逮捕は17日付。
逮捕容疑は、2013年3~4月、岡山県に住む男性(当時55歳)から人形制作代金などの名目で計815万円を受け取り詐取したとしている。地検は2人の認否を明らかにしていない。
堀容疑者は20年以上、球状の関節が自由に動く特殊な人形「球体関節人形」を制作。東京や大阪で個展を開いたり、作品の写真集を出版したりしてきた。一方、最近は人形制作を巡る詐欺被害の相談が寄せられるようになり、男女3人が計約8700万円をだまし取られたとして、15年に堀容疑者を詐欺の疑いで岡山地検に告訴していた。【高橋祐貴】
一言コメント
昔は人気だったけど売れなくなってお金に困っていたのか・・・でも、詐欺はいけません。
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