さらなる打線組み替えも 大山休養やロハス昇格も一つのアイデア 評論家の視点
- スポーツ
- 2021年7月1日
「阪神2-2ヤクルト」(30日、甲子園球場)
デイリースポーツ評論家の藤田平氏が、同点に終わったヤクルト戦を分析した。
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阪神のドラフト1位・佐藤輝は三振してOKなバッターだ。今はストライクからボールになる球種を投げてさえいれば抑えられる、という攻められ方をしている。この日も3三振した訳だが、一方で彼を見に来るお客さんが大勢いる。長嶋さんのようなスター性もあり、スタメンに置いておかなければいけないだろう。
ただ5番・佐藤輝を含め、4番・サンズと6番・大山の3人でわずか1安打。ひとつの考えとして、本来のスイングではない大山を休養させ、他の選手の打順やポジションを変えてみる手もある。
例えばマルテが「3番・三塁」。佐藤輝は右翼のままで、サンズを一塁に回して4番か5番。外国人選手の登録枠もあるが、この日のウエスタン・広島戦で4安打したロハスを「6番・左翼」で起用するアイデアもあるだろう。
疲労から調子を落としている中野も休養が必要。新人は一番、疲れが出る時期だ。疲労度を考慮して起用を考えることも大事だ。
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