大谷翔平 133M特大弾の後にまさかのバント安打「確実に出れる。有効かな、と」
- スポーツ
- 2021年6月17日
「アスレチックス8ー4エンゼルス」(16日、オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手(26)が「2番・指名打者」で出場し、二回に2戦連発となる19号を放つなど、4打数2安打1打点。今季18度目のマルチ安打で打率を・271とした。チームは3戦連続逆転負けで3連敗を喫した。
打球速度179キロ、飛距離133メートル。快音の瞬間、マウンド上のアービンがうなだれた完璧な一発。今季3度目、通算8度目の2戦連発をマークした大谷は「打撃の状態はまあまあかなと思いますね」と言った。
4-1の五回、先頭の打席では意表を突くバント安打。敵軍内野陣が右へ寄るシフトでがら空きになった三塁側へ転がし、快足を飛ばした。3点をリードの場面。前の打席と同じ投手だったが、試合後の大谷は「ホームランで1点よりは確率が高いかなと思ったんで、確実に出れるところですし。まだ試合もどっちか分からない状態だったので、先頭で出た方が有効かなと思ってしました」と説明した。1死から二盗を成功させ、2年ぶりに2桁盗塁を記録した。
あす17日のタイガース戦では中5日、シーズン10度目のマウンドに上がる。投打同時出場に関しては「チーム状況的にはわからない、けが人もいますし。どうなるか今の時点ではわからないですけど、常に行く準備はしたいなと思っています」と意欲を見せた大谷。7試合ぶりに本拠地に戻る17日の試合が19年の公式戦最終戦以来、入場制限なしで開催されることに「満員でできるのはすごく楽しみですね」と話した。
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