【桜花賞】川田騎手、エリザベスタワーで3週連続G1制覇だ 大阪杯に続き高野調教師とタッグ
- スポーツ
- 2021年4月6日
◆第81回桜花賞・G1(4月11日、阪神競馬場・芝1600メートル)
第81回桜花賞(阪神・芝1600メートル)は11日に行われる。川田将雅騎手(35)は、大阪杯、高松宮記念に続くG1・3週連続Vをかけ、エリザベスタワーに騎乗する。
2週連続のタッグで仁川を熱くする。大阪杯でレイパパレを4馬身差の圧勝Vに導いた川田は、桜花賞で同じ高野厩舎の有力馬エリザベスタワーに騎乗予定。2週前の高松宮記念もダノンスマッシュで制しており、ルメールの4週(18年10月14日~11月4日)に次ぐ史上2位タイの3週連続G1制覇がかかる。
前走のチューリップ賞が初コンビ。序盤に行きたがり、追い出してからも外へ張るような面も見せながらも内ラチ沿いから必死に脚を伸ばし、メイケイエールとの1着同着に持ち込んだ。「まだまだという面がある中でも勝つというのは、大したモノだと思います」と高野調教師は振り返る。
中間は乗りやすさの改善を意識しつつ、順調に調整している。「いかに元気な状態で臨めるかですね。カイバ食いがいいせいか、中間はさらによく見える。牝馬らしからぬ好馬体です」。トレーナーは粗削りの中にも、確かな素質を感じている。
先週の大阪杯は「全権委任していました」と、鞍上にすべてを委ねて圧勝。レース後には「レイパパレの競馬を世界で唯一知っている川田騎手が、馬を信じて乗ってくれました」と感謝を口にした。今週も挑戦者として臨む大一番。信頼をさらに深めたコンビで、再度の大物食いを狙う。
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