専門家らで構成する諮問委員会を前に、言葉を交わす西村経済再生相(右)と新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長=5日午前、東京都千代田区© KYODONEWS 専門家らで構成する諮問委員会を前に、言葉を交わす西村経済再生相(右)と新型コロナ感染症対策分科会の尾身茂会長=5日午前、東京都千代田区 政府は5日夜、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づき、首都圏1都3県に発令している緊急事態宣言の再延長を決定する。西村経済再生相は専門家らで構成する諮問委員会で、宣言の期限を21日まで2週間延長する方針を示し、諮問委は了承した。政府は、延長方針を衆参両院の議院運営委員会に報告し、午後8時から行う対策本部で正式決定する。菅首相は午後9時から記者会見を開いて再延長の理由などに関して見解を表明する。首相会見は10都府県の宣言延長を決めた2月2日以来となる。

西村氏は再延長の期間中に「営業時間短縮を徹底し、繁華街でのモニタリング検査を準備する」と語った。

マスク姿でJR新宿駅に向かう人ら=3日夕、東京都新宿区© KYODONEWS マスク姿でJR新宿駅に向かう人ら=3日夕、東京都新宿区