菅首相「報ステ」詰まると…富川アナがフォロー 穏やかな内容
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- 2021年1月9日
菅義偉首相が8日、テレビ朝日「報道ステーション」に出演した。生放送前にスタジオでインタビューに応じた内容が放送された。
富川悠太アナウンサーが冒頭「総理も年末年始、休み返上でコロナ対応に当たられていましたね」「おせちなどを食べる時間はあったんでしょうか」とやわらかい口調で聞き、菅首相が「いや、まったくないです」と返して始まった。
今回の緊急事態宣言について菅首相は「4点、重点的にお願いしています。飲食については8時まで、さらに8時以降の不要不急の外出はやめていただきたい」と挙げ「それと…」と詰まると、富川アナが「テレワークも」とフォローする一幕も。
「国民がこうすれば緊急事態宣言が解除されるんだと、がんばれるために、どういうことをすれば良いですか」との質問に「先ほど申し上げた、4つの点。若者にも、ひとりひとりの行動を責任をもってやってほしい」と答えた。
東京五輪に関する質疑では、まずは今回の緊急事態宣言で感染拡大を抑えることと、「ワクチンを、なんとしても2月下旬ぐらいまでには日本でも摂取できるよう、準備を各省庁チームを作って行っています」と述べた。
五輪開催の気運について「数字が下がってくれば変わってくると思います」と述べた。
ここでも富川アナが「開催に向けての安心であるとか、または、その後の希望ということですね」と聞くと、菅首相が「はい、私は安心と希望という、このことをなんとか実現したいと思ってます」と応じていた。
また同席した足立直紀政治部長が、政府が一時は全面停止を検討していた中韓など11カ国・地域との間で合意しているビジネス関係者の往来を一転、継続方針としたことを聞くと、菅首相は「これは国と国との関係で、いま取り組んで、安全なところとやっているわけであります」と述べた。
「経済活動は続いてますから。そういう中で、変異種が1例でもあれば、そこは即座に止めたい」とし、最後は富川アナが「経済に影響がですぎないようにということもあるのでしょうね」と応じ、比較的穏やかなインタビューとなっていた。
デイリースポーツより転用
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