植草歩が涙の3回戦敗退「準備し切れていなかった」 空手全日本選手権
- スポーツ
- 2020年12月13日
◆空手 全日本選手権(13日、日本武道館)
過去4度の優勝を誇る、女子組手の東京五輪61キロ超級代表・植草歩(28)=JAL=が3回戦で敗れる波乱があった。
植草は初戦(2回戦)を判定で制したが、続く3回戦では帝京大の後輩にあたる島愛梨の前に決め手を欠き苦戦。1ポイント先取で迎えた残り28秒、左上段蹴りで逆転を許し、そのまま1―3で敗退した。
「ちゃんと準備しきれていなかったのが反省点。気持ちの持って行き方です。いつもと違う雰囲気、緊張感もあった。仕方ないです…」と涙に暮れた。
昨年は決勝で敗れて5連覇を逃して号泣。「昨年は本当に悔しかったが、今年は初心に帰ることができた。コロナで試合ができない子供たちにも夢や希望を持ってもらうためにも優勝したい」とリベンジを誓っていたが、果たせなかった。
また、東京五輪55キロ級代表の宮原美穂(24)=帝京大職=も初戦の2回戦で敗退。「スピード感がまだまだ。結果を受け止めて次に進みたい」と話した。
スポーツ報知より転用
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