3場所連続休場中の横綱・鶴竜が日本国籍取得
- スポーツ
- 2020年12月10日
大相撲で腰痛などにより3場所連続休場中の横綱・鶴竜(35、本名・マンガラジャラブ・アナンダ)=陸奥=が10日、日本国籍を取得した。10日付の官報で告示された。鶴竜はモンゴル出身。外国出身力士が現役引退後も日本相撲協会に残って親方になるには、日本国籍取得が条件となっている。外国出身横綱が日本国籍を取得するのは昨年の白鵬以来。
鶴竜は11月場所後の横綱審議委員会から休場の多さを厳しく指摘され、初の「注意」決議がなされていた。現在は来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)での再起に向けて、都内の陸奥部屋で稽古を続けている。18日から始まる合同稽古への参加は未定だが、早ければ年内にも相撲を取る稽古を再開させる。
来場所以降に自身の進退を懸ける覚悟を求められている横綱は8日に「自分のやることに集中するだけです」と話していた。
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