日田に禰豆子、別府は伊之助 九州各地に鬼滅キャラ登場
- 企業・経済
- 2020年10月26日
ARアプリで画面に現れる。JR豊後森駅では少し離れた公園の機関車や旧機関庫まで行っても撮影できた=2020年10月20日、大分県玖珠町、寿柳聡撮影
劇場版アニメが大ヒット中の人気漫画「鬼滅の刃」のスマートフォン向けスタンプラリーを、JR九州が実施中だ。九州内の13駅が対象で、大分県内では日田、豊後森、別府の3駅でキャラクターのスタンプを得られる。AR(拡張現実)アプリを使って画面に現れるキャラと写真が撮れる「ARフォトスポット」も配置。ファンが駅を訪れてはSNSに投稿して楽しんでいる。
スタンプはJR九州のWEB会員に登録し、会員向けアプリを使って対象駅で「チェックイン」すると獲得できる。日田はヒロインの竈門禰豆子(かまどねずこ)、豊後森は蛇柱・伊黒小芭内(おばない)、別府は嘴平(はしびら)伊之助のスタンプだ。対象駅は主人公・竈門炭治郎が出る門司港から南は指宿まで各地に散っている。全ての駅を巡ると抽選でキャラと鬼滅の刃のラッピング列車が描かれたSUGOCAが当たる。また、運行中のラッピングトレインの車内では列車の画像も登場する。
JR九州によると、九州をまんべんなく回ってもらうため、人気キャラクターを各地に配置したという。全駅を巡るのは至難の業だが、「2日間乗り放題きっぷもあるので活用して」。
キャラとの記念撮影は、駅に張られた案内に従い、ARアプリ「COCOAR2」をインストールして利用する。キャラが画面に現れているうちにうまく移動すれば、駅付近の好きな場所で写真を撮れる。日田駅前では日田杉のモニュメント「H」と「T」「A」との間に禰豆子を入れ「HITA」を完成させるパターンの撮影がSNSに多く投稿されている。
駅そばのビルには日田市出身の諫山創さんの人気漫画「進撃の巨人」の超大型巨人の顔が表示されている。記者が挑戦したところ、巨人と禰豆子のコラボも楽しめた。豊後森では、駅舎から約300メートル離れた豊後森機関庫公園まで行って機関車や旧機関庫を背にした写真も撮ることができた。
スタンプラリーもARフォトスポットも、期間は12月28日まで。
一言コメント
九州も鬼滅一色だ。
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