室伏広治スポーツ庁長官 10分所信表明「社会の課題解決に貢献していく」
- スポーツ
- 2020年10月3日
ゴールドのネクタイで会見に臨んだ室伏広治スポーツ庁長官
スポーツ庁長官に就任した2004年陸上男子ハンマー投げ金メダルの室伏広治氏(45)が2日、文部科学省内で会見。スポーツ行政のトップとして「菅義偉首相がおっしゃっている縦割り行政打破の目的を担うのがスポーツ庁。スポーツ界にとどまらず、社会の課題解決に貢献していくことが大切だと思っています。スポーツを通じた健康増進、地域資源とスポーツをかけあわせた活性化など、具現化に努めていきたい」などと約10分にわたり、所信を熱く語った。
1日の初登庁では、スポーツ庁のカラーでもあるオレンジのネクタイを着用していたが、この日はゴールド。「職員の皆さんと一緒に勉強しながら少しでも役に立てるよう取り組んでいきたい。みんなでゴールドメダルを取りたい」という意味で選んだという。
9月まで5年間にわたり長官を務めた1988年ソウル五輪競泳男子100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地氏(53)に続く、アスリート出身の長官。東京五輪・パラリンピックでの選手の活躍はもちろん、地域のスポーツ振興からドーピング対策など、幅広い活動が求められるが「これまでの経験を生かして少しでも皆様に貢献できれば」と意欲を語った。
一言コメント
気合いが伝わってくるね。
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