「コロナ避難」に複雑な心情 石垣島の中山市長、観光客に感染拡大防止を呼び掛け
- 政治・経済
- 2020年4月1日
沖縄県石垣市の中山義隆石垣市長は31日市役所で記者会見を開き、市内を訪れる観光客に対して「島内でいつ感染者が出ても不思議ではない。市民の生命の安全に不安がある状況を理解いただきたい」とし、体調が優れない場合の来島自粛やマスクを着用しての節度ある観光を訴えた。
会見は、インターネットの会員制交流サイト(SNS)で「南の島は安全」などの情報が広がっているとして、市民から不安の声が上がっていることを受けて急きょ開かれた。
中山市長はSNS上で「コロナ避難」などとされる情報により、多くの観光客が来島していると指摘。「平時であれば(観光客の増加は)大変ありがたいことだが、今は国難ともいえる有事と考える」と複雑な心情をにじませた。
島内の感染病床が3床と限られ、複数の患者が出た際の治療に支障を来す恐れがあることも懸念した。
一言コメント
離島だから大丈夫とはいえないと思う。
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