早田ひな 涙の初V!五輪代表・石川、伊藤を連破し悲願の初優勝!【卓球 全日本選手権】
- スポーツ
- 2020年1月20日
「天皇杯・皇后杯 2020年全日本卓球選手権大会」<1月13~19日/大阪> 大会最終日の1月19日、女子シングルス決勝で早田ひな(19歳=日本生命)が、東京五輪代表の石川佳純(26歳=全農)をゲームカウント4-1で破って、悲願の初優勝。女子ダブルスとの二冠を達成した。
サウスポー同士の2人は前回大会のベスト16で対戦し、早田が4-1で石川を下している。この決勝は石川が5度目の優勝、早田は初優勝を狙う一戦だった。
第1ゲームは早田が強烈な両ハンドで6-1としてから石川が小さな展開で7-8まで追い詰めるが、ここで緩めのバックハンドを使い石川の待ちを外した早田が11-7として先制する。
第2ゲームは早田がバックハンドを主体に組み立てて優勢を築き、最後も石川のループドライブをバックストレートに跳ね返して11-9で連取し、第3ゲームも自在のサーブレシーブに加え、後陣からフォアドライブで得点するなど早田らしい規格外のプレーが出て11-4で圧倒する。
第4ゲームも早田がリードするが、やや攻め急ぎやサーブミスが出て石川が逆転し、最後はバックの打ち合いを取った石川が11-9で取り返すが、第5ゲームは持ち前の両ハンドで早田が石川を終始リードし、石川は開き直ったような一発強打で迫るも届かず、最後は早田がバックハンドで11-8とし、ついに栄冠をつかんだ。
2000年生まれの「黄金世代」の中で、伊藤美誠(スターツ)が2度、平野美宇(日本生命)が1度優勝している全日本をまだ獲っていなかった早田。未完の大器がとうとうそこに肩を並べた。
同時に早田は、「世界卓球2020釜山」<2020年3月22~29日/韓国・釜山>の出場権を獲得した。
【全日本卓球選手権大会】
<女子シングルス決勝>
早田ひな 4ー1 石川佳純
11-7/11-9/11-4/9-11/11-8
一言コメント
次から次へとスターが出てくるね。。
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