「やばい街とは言わせない」北九州市の企業トップに聞く 2020年の漢字 福岡県
- 企業・経済
- 2020年1月9日
中東情勢が緊迫する中、福岡の企業にも影響が出てきそうですが、2020年をどう見るか、ものづくりの街、北九州の企業トップに漢字一文字で表現してもらいました。
【北橋市長】
「もうやばい街だとは誰にも言わせません、これから前途は大きく開けてくる北九州であります」
「かんぱーい」
工藤会の本部事務所撤去を果たした北橋市長の乾杯で始まった賀詞交歓会。
東京オリンピック・パラリンピックを控えた2020年、サッカーJ2に復帰するギラヴァンツ北九州。
玉井社長が選んだのは…。
【ギラヴァンツ・玉井社長】
「挑む、です」
「4年ぶりの復帰ということですが、自分たちは新しいステージに新しい気持ちで挑もうと」
「アグレッシブチャレンジャー、次のいただきに向かって勇猛果敢に前向きに下を向かず戦っていこうと」
第一交通産業の田中社長も、オリンピックイヤーに意気込みをみせます。
【第一交通・田中社長】
「実際に新しいものを創り出していくという意味の創造力」
「競技の間に観光に来たりビジネスで日本に来る人も多くなると思います、そういう個人のお客様への対応をもっとしっかりしていこうと思います」
2019年、小倉駅前のコレットを閉店するなど、大規模な再編に踏み切った井筒屋の影山社長は。
【井筒屋・影山社長】
「喜ぶ、というか喜です」
「お越しいただいたお客様に喜んでいただける商品、サービスを提供することが一番」
「大型のリニューアルをやりましたから、それを固めていく一年ということで」
日韓関係や米中貿易摩擦など世界経済や企業の活動に影響を及ぼしそうな国際問題が山積みの中、安川電機の小笠原社長は今年の一文字に「転」を選びました。
【安川電機・小笠原社長】
「世界経済反転、上向くという、それといい方向に回っていくだろうという思いも込めて」
「まず半導体が先に動いて、それから5G、IoTという形で動いていく」
「世界中のデジタル化が進みますので、それが引っ張ると思います」
また、緊迫している中東情勢。
グローバル企業が影響を懸念する中、TOTOの喜多村社長が選んだのは「和」です。
【TOTO・喜多村社長】
「世界を見渡すとね、アメリカとイランだけの問題じゃなくて、アメリカと中国の貿易摩擦もありますし」
「政治の力、指導者の力でもって、平和裏で解決の方向に向かって行く年になってほしいなと」
世界情勢が混迷を深める中、ものづくりの街・北九州の企業はどう立ち向かうのか注目されています。
一言コメント
企業トップの想いもいろいろだ。
コメントする