今季J1は横浜C・カズVS神戸・イニエスタで開幕…全9カード判明
- スポーツ
- 2020年1月9日
今季のJ1開幕全9カード(2月21~23日予定)が7日、分かった。新シーズン幕開けの目玉として神戸―横浜C戦が決定。13年ぶりにJ1昇格したFW三浦知良(52)擁する横浜Cと、元日の天皇杯でクラブ史上初タイトルを獲得した元スペイン代表MFイニエスタ(35)率いる神戸の一戦。カズにとって古巣との対戦ともなり、“キング”VSイニエスタの夢対決がいきなり実現する。
いきなり夢の対決が実現する。カズVSイニエスタ―。今季J1の幕開けにふさわしい目玉カードとして神戸―横浜Cが決まった。複数の関係者が明かした。
横浜Cは昨季J2で2位に入り、13年ぶりにJ1昇格を果たした。プロ35年目を迎えるカズを筆頭に、MF中村俊輔や松井大輔ら日本代表経験者を擁する陣容は、今季のJ1で最大の注目チームともいえる。
一方の神戸は、元日の天皇杯決勝で鹿島を2―0で下し、クラブ史上初タイトルを獲得した。チームを引っ張るのはスペイン代表として2010年南アフリカW杯を制し、名門バルセロナで数々の栄冠を手にしたイニエスタだ。35歳となった今でも技術は衰えず、サポーターを魅了し続ける。日本代表MF山口蛍、去就は不透明だが元ドイツ代表FWポドルスキもいる。また、清水のFWドウグラス(32)の獲得に動くなどリーグ初制覇とアジアチャンピオンズリーグ(ACL)での戦いを見据えた補強を進めている。
リーグを代表する2大スターの対決は、カズも熱望していた。昨季の最終節・愛媛戦(2〇0)で、後半41分から途中出場し、自身が持つJリーグ最年長出場記録を52歳271日に更新。昇進を決めたキングは「(J1では)イニエスタの股を抜きたいね。ダンス? それも目指したい」と意気込んでいた。
昨季のカズは、4月中旬の練習試合で左でんぶを負傷。リハビリが長引いたこともあり、出場3試合に終わった。現状では開幕途中出場が濃厚だが、本人も「今年はカップ戦(ルヴァン杯)で出番が回ってくる可能性がある。そこで、アピールしてリーグ開幕につなげたい」とグアムで自主トレ中。早朝・午前・午後の3部練習を重ね、J1開幕に照準を定めている。
2月26日に誕生日を迎えるカズにとって01年から5年間在籍した古巣との開幕戦は52歳ラストマッチ。相対するは世界的レジェンドのイニエスタ。キングVS魔術師の対決で、新シーズンが華々しく幕を開ける。
◆王者・横浜MはG大阪戦
昨季15年ぶり4度目の優勝を飾った横浜Mは、G大阪と激突。得点王とMVPの2冠を獲得した日本代表FW仲川輝人(27)は昨季の開幕・G大阪戦でシーズン初得点を記録。縁起いい相手をホームで迎え撃つ。
リーグ3連覇を逃しつつもルヴァン杯でカップ戦初タイトルを獲得した川崎は鳥栖と、ブラジル人のアントニオ・カルロス・ザーゴ監督(50)が就任した鹿島は広島と、2年ぶりにJ1に臨む柏は札幌と対戦する。
◆カズのJ1開幕戦 J1制度が施行した1999年から京都、神戸、横浜Cの3クラブで、計7回開幕戦を迎えた。03年と07年は出番なしに終わったが、京都時代の2000年・市原戦(現・千葉、1●6)と、神戸時代の05年・C大阪戦(3〇1)ではゴールを記録。5試合出場で2得点を決めている。
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早くも盛り上がりそうな予感!?
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