福岡県 世界からも「チューモク」の年に 仕事始めでトップらが抱負語る
- 企業・経済
- 2020年1月7日
正月休みが終わり、6日から普段の生活に戻ったという方も多いと思います。
官公庁や多くの企業も6日が仕事始めです。
それぞれのトップが2020年の抱負を語りました。
福岡証券取引所では新年恒例の大発会が行われ、2020年の取り引きがスタートしました。
小田原智一理事長は「ねずみ年は繁栄の年。盛り上がりの波に乗って株式市場の活性化につなげていきたい」と挨拶しました。
福岡県庁では年頭の挨拶で、小川知事が2019年の流行語大賞を職員への訓示に盛り込みました。
【福岡県 小川 知事】
「私は職員の皆さんの先頭に立って我々「チーム福岡県」を引っ張ってまいります。県民のために心を一つにして、ラグビーではありませんがワンチームとなって最高の県政のパフォーマンスを発揮していきましょう」
小川知事は「被災地の復興」や「子育て支援」にも全力で取り組む姿勢を示しました。
一方、年の初めに新たなキャッチフレーズを掲げて社員を鼓舞したのは、九州電力の池辺和弘社長です。
【九州電力 池辺和弘 社長】
「『チャレンジ・スピード・イノベーション』のレベルアップに取り組むことで、私たちはもっと成長できるはずです」
九州電力ではテロ対策施設の完成の遅れにより、川内原発1・2号機が順次停止することから、2020年度の収支の悪化が見込まれています。
池辺社長は聖域なきコスト削減を掲げ、困難を乗り越えて明るい未来を切り開いていこうと話しました。
【記者】
「一方、こちらJR九州です。青柳社長は2020年の漢字を『伝燈』と発表しました」
「ともしびを消さぬよう挑戦し続ける」。
JR九州では社員を前に、青柳社長が訓示しました。
【JR九州 青柳俊彦 社長】
「これまでの延長線上にない新たな視点で、挑戦を続けていかなければなりません」
その上で、JR博多駅周辺や九州大学の箱崎キャンパス跡地の再開発など、新規事業の具体化に知恵を出していこうと呼びかけました。
また、唐池会長は紅白歌合戦でも披露されたこの歌で最後を締めくくりました。
【JR九州 唐池恒二 会長】
「♪ビクトリーロード この道ずっとゆけば 最後は笑える日が来るのさ ビクトリーロード♪ ありがとうございました」
ねずみ年の2020年、福岡がより一層、世界からの「チューモク」を浴びるためには、企業や自治体のプロジェクトも思い切った選択と「シューチュー」が鍵になってきそうです。
一言コメント
トップの挨拶もいろいろだ。
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