アルバニア地震 死者40人、負傷者650人に
- 国際
- 2019年11月29日
【AFP=時事】(写真追加)過去数十年で最も強いマグニチュード(M)6.4の地震に見舞われたアルバニアでは、夜間にさらに10人の遺体ががれきの中から見つかり、28日の時点での死者数は40人に達した。国防省が明らかにした。また保健・社会問題省によると、負傷者も約650人に上っており、うち少なくとも10人が重傷だという。
地震は、26日未明に発生。アドリア海(Adriatic Sea)沿岸付近の複数の町では、多くの建物が全壊し、人々ががれきの下敷きとなった。
国防省は「夜間にさらに10人の犠牲者が見つかり、死者数は40人に達した」と発表した。
特に大きな被害を受けた港湾都市ドゥラス(Durres)とトゥマン(Thumane)の町では、欧州各地から駆け付けた専門家らの支援を得ながら、救助隊が休むことなく崩壊したアパートやホテルのがれきを撤去する作業に当たった。
今もがれきの下敷きになっている恐れのある人の数は不明。
同国内では多数の余震が続いており、それに伴ってパニックが生じ、捜索活動も一時中断を余儀なくされている。【翻訳編集】 AFPBB News
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生存者の救出活動を急いでほしい。
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