スターフライヤー、19年4-9月期営業益22.7%減
- 企業・経済
- 2019年11月5日
スターフライヤー(SFJ/7G、9206)の2019年4-9月期(20年3月期第2四半期)非連結決算は、純利益が前年同期比42.7%増の6億8700万円だった。法人税の減少などによるもので、4-6月期の純損益は赤字だったが黒字転換した。2020年3月期通期の見通しは据え置いた。
4-9月期の売上高は3.8%増の202億4500万円、営業利益が22.7%減の7億4500万円、経常利益は25.5%減の7億4000万円の増収減益。営業費用は5.1%増の195億円で、このうち燃油費および燃料税が14.2%増の46億2400万円、整備費が9.2%減の27億1800万円だった。保有機材の増加により、燃油費や機材費が増加した。
2018年10月28日から再参入した国際線の航空運送事業収入は10億7900万円で、国内線収入が前年同期比1.9%減となった分を補った。
また、国内線でコードシェアを実施している全日本空輸(ANA/NH)の販売割合は2.0ポイント低下し30.0%で、旅客と貨物を合わせた販売実績は60億8200万円だった。
旅客数は8.7%増の86万2000人、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は16.8%増の11億8000万席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は14.7%増の8億7600万人キロ、ロードファクター(座席利用率、L/F)は1.3ポイント低下し74.3%だった。
2020年3月期の通期見通しは据え置いた。売上高が2019年3月期比6.2%増の424億円、営業利益が13.0%減の11億円、経常利益が20.0%減の10億円、純利益が22.0%減の4億円と、大幅な減益を見込む。
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人気はあるけど利益が出ない!?
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