台風発生へ 次の三連休は秋雨前線の活動活発に
- 政治・経済
- 2019年10月6日
日本のはるか南東海上にある熱帯低気圧は、台風にまで発達する見込み。11日(金)頃から本州付近で秋雨前線の活動が活発に。今後発生する台風と秋雨前線の動向に注意。
日本のはるか南東海上、ウェーク島近海には、熱帯低気圧に伴う雲の塊があります。台風は、海面水温が26.5度以上で発生するといわれており、この近海の海面水温は29度以上となっています。熱帯低気圧は、日本の南に張り出す太平洋高気圧の南縁に沿って西よりに進んでおり、今後、台風にまで発達する見込みです。
6日(日)から7日(月)にかけて、大陸の高気圧が北日本付近を東へ移動する見込みです。北海道や東北は晴れ間が出るでしょう。関東から九州には、高気圧の縁を回って東から湿った空気が流れ込み、雲が広がる見込みです。雨が降る所もあるでしょう。
8日(火)は、本州付近を秋雨前線が南下し、9日(水)にかけて寒冷前線が北日本を通過する見込みです。北海道から九州にかけて、前線の通過に伴って雨が降るでしょう。
前線の通過後、10日(木)にかけて、再び大陸の高気圧が日本付近を東へ移動する見込みです。9日は、北海道は気圧の谷や寒気の影響で、雨が降り、山では雪が降る所がありますが、東北から九州は晴れ間が出る所が多いでしょう。10日は、全国的に秋晴れになる見込みです。
11日(金)頃から、秋雨前線が次第に本州付近まで北上するでしょう。今後発生するとみられる台風周辺の暖かく湿った空気が前線に向かって流れ込み、前線の活動が活発になる見込みです。九州から東北にかけて、発達した雨雲がかかり、大雨になることが考えられます。日本の南に張り出している太平洋高気圧の勢力は弱まるでしょう。台風は、太平洋高気圧の縁に沿って進む傾向があり、今後発生するとみられる台風も日本の南で北上する可能性があります。また、日本の南の海面水温は27度以上と平年より高くなっており、台風が日本付近で発達することもあるでしょう。12日(土)からの三連休は、秋雨前線と台風の動向に注意が必要です。今後、最新の気象情報をご確認下さい。
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ラグビーも大丈夫かな?
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