紀平梨花、3回転半成功で首位発進!今季初戦SP78・18点/フィギュア
- スポーツ
- 2019年9月13日
フィギュアスケート・オータム・クラシック(12日、カナダ・オークビル)女子ショートプログラム(SP)で、今季初戦の紀平梨花(17)=関大KFSC=が78・18点で首位に立った。平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(19)=ロシア=は75・14点で2位だった。
昨季のグランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平は先週、左足を軽く痛めたが新SP「ブレックファスト・イン・バグダッド」を華麗に舞った。
青い衣装に身を包み冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、フリップ-トーループの2連続3回転、3回転ループすべて着氷。演技後は両手を突き上げ、満面の笑みを浮かべた。まだシーズン序盤。シニアにデビューした昨季は勢いに乗ってトップ選手に駆け上がった17歳のホープが、シニア2季目は地に足を着けて臨む。
8月のジュニアGPシリーズ第2戦で、アリサ・リュウ(14)=米国=が、国際スケート連盟(ISU)公認大会で女子では初めて同一の演目で4回転と3回転半を成功させた。紀平も今季のフリーでは、4回転サルコー1本と3回転半を2本組み込んだ高難度の構成を予定している。オフに重点的に取り組んだ4回転が万全ではない今回は、挑戦を慎重に見極める構えだ。
一言コメント
今季の活躍も楽しみだ。
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