マツダの基幹車「デミオ」も消えた! 車名は「マツダ2」へ デザイン刷新で9月発売
- 企業・経済
- 2019年7月19日
マツダは、2019年になってから相次いで車名を変更しています。5月には、「アクセラ」から「マツダ3」へ変更して、マツダの次世代モデルの第一弾として、フルモデルチェンジしました。
さらに、7月にはフラッグシップセダン/ワゴンの「アテンザ」がマイナーチェンジを機に、「マツダ6」となり8月1日に発売。そして、7月18日には、コンパクトカー「デミオ」が「マツダ2」に車名変更するとともに、外観デザインを刷新して9月12日に発売されます。
なぜ、マツダはこのタイミングで海外名称に統一するのでしょうか。
フルモデルチェンジで車名を変えたマツダ3に対して、現行モデルのマツダ6(アテンザ)は2012年登場から7年目の途中で、2.5リッターターボエンジンを追加するとともに車名変更しました。
今回の現行マツダ2(デミオ)は、2014年登場から5年目で車名変更とデザインや安全性・快適性を向上させています。
マツダの日本車名について、同社常務執行役員の福原和幸氏は次のように話します。
「2019年5月、『アクセラ』から『マツダ3』に車名を変えましたが、『アテンザ』も『マツダ6』に。『デミオ』も『マツダ2』に変えました。
その理由は、『マツダというブランドで選ばれたい』という想いから車名にもマツダを使いたいと考えました。また、カテゴリを表現する数字を付けるということで、海外で展開しているマツダ3、6、2という車名で統一をしていきます。
ただし、ロードスターについては、商標でちゃんと取れている日本だけの車名です。これは、本当にマツダにとって財産といえるため、今後もロードスターはそのままの車名で行く予定です」
※ ※ ※
マツダ3、マツダ6に続き車名変更するマツダ2は、従来モデルに比べてワイド感や安定感を追求し、より上質なエクステリアデザインするとともに、質感を高めた16インチアルミホイールを採用しています。
室内では、上質さと遊び心を両立したインテリアカラーコーディネーションを施し、会話がしやすい静粛性を実現。また、シートポジションのメモリー機能やマツダ コネクトにCarPlay、Android Autoが対応するなど、利便性も向上しています。
走行性能では、高速走行時の車両の挙動をより安定させるため、「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」や実用燃費を改善するi-ELOOP(減速エネルギー回収システム)をディーゼルエンジンに加えガソリンエンジンにも展開。
また、安全性能は、 「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)[全車速追従機能付]」や 「レーンキープアシストシステム(LAS)」、夜間のより早い危険認知を追求し、20ブロックに分割したLEDを個別に点消灯する「アダプティブLEDヘッドライト(ALH)」を設定しています。
マツダ2の価格(消費税込)は、154万4400円から261万9000円です。
一言コメント
この選択が吉と出るか凶と出るか注目だ。
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