九州南部や四国は激しい雨に 明日にかけ鹿児島や高知は土砂災害に警戒を
- 政治・経済
- 2019年7月11日
梅雨前線や低気圧の影響で、九州の広い範囲や四国に活発な雨雲が広がり、16時までの1時間に宮崎県えびので17.5mm、佐賀や熊本県人吉で13.0mmを観測しました。
高知県の山間部は断続的に強い雨が降っているため、16時までの24時間雨量が船戸で247.5mm、鳥形山で219.5mmに達しました。
九州や四国は土砂災害に警戒を
九州では夜にかけて、四国では明日11日(木)の午前中にかけて、1時間に50mmを超えるような激しい雨の降るおそれがあります。
四国の山沿いでは今後の雨量が200mm前後に達するところもありそうです。
先日の大雨があった鹿児島県や、すでに降水量が多くなっている高知県を中心に土砂災害に警戒が必要です。
福岡など九州北部では“恵みの雨”
一方で、九州北部ではこの雨が恵みの雨になるところがあります。
福岡は今日10日(水)の雨量が16時の段階で7.0mm。夜まで雨が降る見込みで、6月15日以来、約1か月ぶりに1日の雨量が10mmを上回りそうです。
この雨でダムの貯水率もある程度の回復が期待できます。
一言コメント
同じ九州でも北部と南部ではかなり違う。
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