「大盛りいか焼そば」販売終了 発売31年、SMAPのCMも話題に
- 企業・経済
- 2019年3月28日
エースコック(大阪府吹田市)は1988年から発売してきたカップ焼きそば「スーパーカップ 大盛りいか焼そば」(税抜き200円)の販売を、3月末の生産分で終了すると発表した。同社は毎日新聞の取材に対し、「人件費や物流費、原材料費の高騰など昨今の市場環境の変化を受け、誠に勝手ながら販売を終了することになりました。長期間にわたり、ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました」とコメントした。
エースコックは81年2月、カップ焼そばで初めて具材に「いか」を採用した商品を発売。88年2月に「カップ麺でおなかいっぱいになりたい」という若年層のニーズに応えるため増量した「大盛りいか焼そば」にリニューアルした。その後、大盛りのカップ麺「スーパーカップ」シリーズの一つに加えた。90年代にSMAPを起用したCMも話題となり、ロングセラー商品となった。
エースコックは一昨年、新ブランドのカップ焼きそば「モッチッチ」を発売。今月11日にはスーパーカップシリーズの焼きそば新商品「太麺濃い旨スパイシー焼そば」を発売しており、両商品は今後も販売を継続する。
一言コメント
平成の名物が消えるのは寂しい…
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