新井容疑者、映画2本“お蔵入り”も…CMなど含め違約金は億単位か
- 不祥事
- 2019年2月3日
東京・世田谷区の自宅で昨年7月、派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして、強制性交の疑いで逮捕された俳優、新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)容疑者(40)が警視庁捜査1課の調べに対し、「好みの女性だった」などと供述していることが2日、分かった。
新井浩文容疑者の逮捕から一夜明けた2日、公開が決まっていた出演映画2本の関係者は対応に追われた。
林遣都(28)とのW主演で年内公開予定だった「善悪の屑」は配給元の日活が公式サイトで「関係各所と協議を続けております」と説明。6月に封切り予定だった出演映画「台風家族」(草なぎ剛主演)も公開延期を発表した。
両作とも新井容疑者の出演場面が多いためお蔵入りする可能性が高く、映画関係者は「映画2本だけで違約金は1億円以上」と推測している。
同関係者によると、撮り終えた2本の映画の総製作費は各1億円程度で「引退するとか今後の状況によっても変わるが、他の案件を加えると違約金は数億円になると思う」と指摘する。
「善悪の屑」は撮影・編集を終えており、白石晃士監督は周囲に「再撮できるようなものでない」と苦渋の思いを語っているという。「台風家族」のメガホンを執った市井昌秀監督もこの日、ツイッターで「大きな衝撃を受けています」と複雑な胸中をつづっている。
また、テレビやCMにも影響は広がり、この日、NHKは有料動画サービス「NHKオンデマンド」で配信している大河ドラマ「真田丸」など出演10番組の新規販売を停止。さらに出演するオンラインゲーム「FAITH」のCM動画も閉鎖された。
ある芸能関係者は「2本の映画とオンラインゲームのCMで違約金は2億円程度。事務所がどこまで払うか分からないが、全額本人が払うとなれば自己破産レベルの額になるかも」と話している。さらに別の関係者は「過去の出演作のDVDが販売中止になるなど規模が拡大すれば何十億になり得る」と推測した。
話題作に多数出演した新井容疑者だけに、今後も損害は広がりそうだ。
一言コメント
高くついてしまったね。
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