小1へのお年玉も、小遣いも「キャッシュレス」
- 政治・経済
- 2019年1月8日
子どものお小遣いやお年玉にも「キャッシュレス」が広がりつつある。手軽さに加え、子どもが何に使ったか確認できる点が保護者に人気だという。その反面、金銭感覚が身につきにくくなったり、不正利用されたりする恐れもあり、専門家は「キャッシュレス時代に合わせた金銭教育が必要」と指摘する。
◆スマホに
「お年玉入れといたよ。使いすぎたらあかんよ」
兵庫県三田市の主婦(29)は今年の正月、「LINE(ライン) Pay(ペイ)」を使って小学1年の長女(7)のスマートフォンにお年玉2000円を送った。小学校入学を機にスマホを買い与え、月500円のお小遣いもスマホに渡しているという。
ラインペイは無料通話アプリ「ライン」の利用者向け無料送金サービス。コンビニや銀行で入金(チャージ)しておくと、利用者間で送金したり、対応店舗で買い物したりできる。お金のやり取りは、スマホに表示させたバーコードを読み取るなどして行う。
子どもの同意があれば、アプリ上で利用履歴を確認でき、主婦は「使いすぎれば叱るようにしている」という。長女も「お店でスマホを見せるだけなので簡単」と使いこなしている。
一言コメント
ポチ袋も要らなくなる?
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