ロシア選手権女子はジュニア勢が表彰台独占!ザギトワまさかの5位
- スポーツ
- 2018年12月23日
フィギュアスケートのロシア選手権は22日、世界選手権(19年3月、埼玉)などの代表選考を兼ねてサランスクで女子フリーが行われ、ジュニア勢が表彰台を独占する結果となった。ショートプログラム(SP)首位で、平昌冬季五輪金メダルで連覇を狙ったアリーナ・ザギトワ(16)は、ミスが続出して131・41点、合計212・03点でまさかの5位に終わった。
優勝はフリー155・69点、合計229・78点をマークしたアンナ・シェルバコワ(14)。2位は昨季の世界ジュニア選手権で優勝したアレクサンドラ・トルソワ(14)で154・75点、合計229・71点。3位には3位でジュニアGPファイナル優勝のアリーナ・コストルナヤ(15)が、フリー152・14点、合計226・54点で続いた。
シェルバコワは冒頭のジャンプで出来栄え点4・44が加算される4回転ルッツを成功させるなどノーミスの演技で技術点89・35点をマークし、フリー155・69点でSP5位からの逆転優勝。2位は昨季の世界ジュニア選手権で優勝したトルソワで、こちらも冒頭の4回転ルッツを決め、続く4回転トーループは転倒したものの技術点が驚異の90点超え。3位にはSP3位でジュニアGPファイナル優勝のコストルナヤが続いた。
SPで14位と出遅れた平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(19)は、143・66点、合計205・90点で7位と巻き返した。メドベージェワは2回転半からの連続ジャンプで転倒はあったものの、演技構成点で74・51点をなど143・66点をマーク。得点が発表されるとガッツポーズと笑顔も見せ、大歓声に応えた。
2015年世界選手権優勝でGPファイナルで3位のエリザベータ・トゥクタミシェワ(22)は肺炎で入院したため欠場している。
一言コメント
ロシアも若手の台頭がハンパない。
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