アヤックスの観客席に火炎瓶が投げ込まれる…アウェーのAEKアテネ戦でファン同士が衝突
- スポーツ
- 2018年11月28日
現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグのグループE第5節、AEKアテネvsアヤックスは0-2でアヤックスが勝利を収めた。だが、試合前にはアヤックスサポーターの観客席に火炎瓶が投げ込まれて炎が上がるなど、大きな混乱が起こったことでもクローズアップされている。
アテネのオリンピックスタジアムで行われたこの一戦は、アヤックスにとって13年ぶりのグループリーグ勝ち上がりを懸けたアウェーマッチということもあり、オランダから多数のアヤックスサポーターがギリシャまで駆けつけた。
月曜から火曜にかけて、アテネ市内ではAEKアテネとアヤックスのサポーター同士が衝突していたと伝えられていたが、その対立構造がスタジアムへ持ち込まれた形に。試合前、アヤックスの観客席にAEKサポーターから発煙筒や火炎瓶が投げ込まれ、スタンドでは爆発で炎が上がった。
結果的に地元警察の介入で沈静化。アヤックスのマタイス・デ・リフトがスタンド席に近寄ってファンを説得するなどして事態は収束。試合は予定どおり行われたが、サポーターが危険物を持ち込んだことから、ホームのAEKアテネには厳しい処罰が科される可能性があるという。なお、この一件で複数のアヤックスサポーターが出血し、負傷したことが確認されている。
0-2でこの試合を制したアヤックスは勝ち点が11となり、同日開催バイエルンvsベンフィカの結果にかかわらず1試合を残して勝ち上がりが決定。なお、アヤックスがグループリーグを突破したのは05-06シーズン以来、13年ぶりのこと。また、AEKアテネはこれで5連敗となり、最下位でのグループリーグ敗退が確定した。
一言コメント
外国では応援も命懸けだ。
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