稀勢の里「非常に申し訳ない」九州場所5日目から休場…進退問題再燃か
- スポーツ
- 2018年11月15日
◆大相撲九州場所 5日目(15日・福岡国際センター)
大相撲九州場所で初日から4連敗した横綱・稀勢の里(32)=田子ノ浦=が、5日目から途中休場する。横綱本人が15日朝、福岡・大野城市内の田子ノ浦部屋宿舎で取材に応じ「応援してくれたファンの方々にも非常に申し訳ない気持ち。無念です」と沈痛な面持ちで語った。
これで横綱昇進後11場所で、休場は9度目(途中休場は5度)。今年の秋場所までは、左大胸筋などの負傷の影響で8場所連続休場。6場所制となった1958年以降の横綱では、貴乃花の7場所連続を抜きワーストだった。秋場所で10勝を挙げ、進退問題を回避したかのように見えたが、またも無念の休場となってしまった。
完全復活を誓った九州場所で、08年秋以来の自己ワーストタイ、横綱としては自身初の初日から4連敗。横綱が初日から出場しての4連敗は、49年の15日制定着以降では初。昭和以降でも、31年の宮城山以来87年ぶりだった。さらに、3日連続での金星配給は1909年6月に優勝制度ができてからこれで17例目。稀勢の里の3度目は千代の山と並ぶワースト記録で、まさに“記録的な”4敗目を喫していた。
一言コメント
現役続行か引退か…
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