錦織、1次リーグ突破も見えてきた。11日に開幕する年末上位8人が争う男子テニスのツアー最終戦ATPツアー・ファイナル(ロンドン)の1次リーグ組み合わせ抽選が5日(日本時間6日)に行われ、2年ぶり4度目の出場を決めている世界9位の錦織圭(28=日清食品)は、同3位のフェデラー(スイス)、同6位のアンダーソン(南アフリカ)、同8位のティエム(オーストリア)と同じ組に入った。対戦成績で、フェデラーに負け越しているが、他の2人には勝ち越しているだけに、十分に1次リーグ突破が可能な組み合わせとなった。
また、同2位のナダル(スペイン)が右足首と腹筋のケガで欠場を発表。同10位のイスナー(米国)が繰り上がり出場となった。
試合方式は、8人を4人ずつの2組に分け、各組で総当たり戦を行う。各組の上位2人が準決勝に進出。トーナメント方式で優勝を争う。賞金は、出場料として20万3000ドル(約2230万円)が確約され、1次リーグ1勝に付き同額がもらえる。もし5勝全勝で優勝すれば271万2000ドル(約2億9830万円)を獲得できる。また、世界ランキングのポイントは、1次リーグ1勝につき200点が与えられる。全勝優勝なら1500点が手に入る。
錦織と同組の選手との対戦成績は次の通り。
▽対フェデラー 2勝7敗 ▽対アンダーソン 6勝3敗 ▽対ティエム 3勝1敗
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