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NHK「西郷どん」異例の現象“西高東低”視聴率 局関係者も驚き


俳優の鈴木亮平(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」(日曜後8・00)。視聴率が“西高東低”の不思議な現象が起きている。

大河ドラマ57作目。直木賞作家・林真理子氏(64)の小説「西郷どん!」(KADOKAWA)を原作に、幕末から明治維新のヒーロー・西郷隆盛(鈴木)の激動の生涯を新たな視点で描く。脚本はNHK連続テレビ小説「花子とアン」、テレビ朝日「ドクターX外科医・大門未知子」などで知られる中園ミホ氏(59)。初の大河脚本となる。

1月7日の初回は関東地区が15・4%に対して、関西地区は19・8%と大台に迫る数字で船出(ビデオリサーチ調べ)。3月18日の第11話でも関東14・6%に対して関西18・9%と高い視聴率を記録した。初回から7月29日放送の第28話まで28回分の平均視聴率も関東が13・5%、関西が16・7%と3・2%の開きが出ている。

過去2作品の平均視聴率と比較しても、「おんな城主直虎」(17年)が関東12・8%、関西14・1%で差は1・3%、「真田丸」(16年)が関東16・6%、関西15・9%で0・7%と「西郷どん」の東西差が最も大きい。

先週の放送回は裏番組の人気バラエティー「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ、読売テレビ)に歌手の安室奈美恵(40)が出演。大きな反響があり東西で20%超えとなったが、「西郷どん」第28話は関東11・1%、関西16・3%と関西地区は健闘した。関西地区では「イッテQ!」を上回る回もある。

主演の鈴木をはじめ、西郷従道役の錦戸亮(33)、篤姫役の北川景子(31)ら主要キャストが関西出身、幕末騒乱の京都が舞台など“関西とのつながり”は深いが、NHK関係者も「ここまで関東・関西の差が大きいのは異例」と数字の開きに驚いているという。

大河ご当地の視聴率が上がるのはよくあることだが、今回は異例の現象。作品は革命編に突入し、西郷吉之助が英傑たちと薩長同盟、大政奉還へと突き進んでいく。今後の展開とともに視聴率も盛り上がるのか、注目を集めそうだ。

スポニチアネックス

 

一言コメント
まだ西低高低じゃないだけまだマシかも。

 

 

 

 


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