ネスレがスターバックスと提携で商品販売
- 企業・経済
- 2018年5月8日
スイスのネスレは7日、米スターバックスの商品を世界的に販売することで同社と合意したと発表した。ネスレにとって、コーヒー市場における主要な競合企業との初の提携となる。
ネスレの発表資料によると、同社はスターバックスのコーヒー製品販売の権利取得のために最初に現金71億5000万ドル(約7800億円)を支払う。ネスレはカプセル式製品「ネスプレッソ」「ドルチェグスト」にスターバックス・ブランドを活用する。
ネスレは今回の提携が2019年以降、1株利益と自律的成長目標にプラスに寄与すると見込んでいる。スターバックスによれば、同社は受け取った代金で自社株買いのペースを加速させ、自社株買いや配当支払いを通じて20年度末までに約200億ドルを株主に還元する予定。
ネスレのマーク・シュナイダー最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「コーヒーの世界でスターバックス、ネスカフェ、ネスプレッソという3つの象徴的ブランドを結集する」と説明した。
スターバックスの従業員約500人がネスレに加わり、事業は引き続きシアトルで行われる。提携には規制当局による通常の承認が必要で、18年末までに手続きが完了する見通し。ネスレは現行の自社株買いプログラムに変更はないとしている。
一言コメント
スタバとネスレが組んでも特にワクワクしないな。
コメントする