結婚延期 20年に「準備の余裕ない」
- 政治・経済
- 2018年2月7日
宮内庁は6日、婚約が内定している秋篠宮家の長女眞子さま(26)と法律事務所社員の小室圭さん(26)が結婚を延期されると発表した。結婚に関する一連の行事は、天皇陛下の退位や皇太子さまの即位などの儀式が終了した後の2020年になる見込み。眞子さまは同日、宮内庁を通じて文書で「お気持ち」を公表し、延期の理由について「現在予定している秋の結婚までに行う諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」と説明した。
文書は、眞子さまご自身と小室さんの気持ちを記したもので、「私たちは、この度の延期を、新たな生活を始めるための時間を作る良い機会と考え、その時間を大切に、結婚までの期間を過ごしてまいりたいと思います」とつづった。天皇、皇后両陛下は、お二人の気持ちを尊重されているという。宮内庁は「結婚の意思に変わりはない」と説明した。
眞子さまと小室さんの結婚は、昨年9月3日に天皇陛下が「裁可」をされ、山本信一郎長官が婚約内定を発表。お二人そろって記者会見に臨んだ。今年3月4日に一般の結納に当たる「納采(のうさい)の儀」を行い、11月4日に結婚式を挙げる予定だった。
小室さんを巡っては「母親が金銭トラブルを抱えている」との週刊誌報道が昨年末からあった。宮内庁は週刊誌報道と結婚の延期は無関係としている。
政府は、結婚によって眞子さまが皇室を離れる際の一時金に充てるため、18年度予算案に1億5000万円を計上していた。
眞子さまは「予定を大幅に変更することは、私たちの結婚に快く協力してくださっている方々に多大なご迷惑とさらなるご負担をおかけすることとなり、大変申し訳なく思っております」とも記した。
皇室の結婚が延期された例としては、1923(大正12)年の関東大震災発生で、昭和天皇と香淳皇后の結婚が先送りにされたことがある。
一言コメント
二人に結婚の意志があり、両思いであるなら、周りがどうこう言う権利は無いのでは?
コメントする