コンビニ支払い悪用詐欺、210万円被害 「消費者訴訟告知センター」名乗り“未払い金”請求…広島・府中
- 詐欺・悪徳商法
- 2018年1月24日
広島県警府中署は23日、同県府中市内の70代の女性がコンビニエンスストアで代金を支払うことができる「収納代行サービス」を悪用した特殊詐欺の被害に遭い、現金計210万円をだまし取られたと発表した。同署で捜査するとともに、同種の手口の詐欺事件に注意を呼びかけている。
同署によると、女性宅に15日に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と記したはがきが届き、女性が記載された電話番号に電話したところ「消費者訴訟告知センター」を名乗る男から「未払い代金の弁済供託金があるので支払わなければならない」などといわれた。
その後も、弁護士や債権業者をかたる男から「200万円支払ってもらわないと家に行く」などといわれたため、女性は指示された通り、同日から18日までの間に同市や福山市内のすべて異なるコンビニの収納代行サービスで9回にわたり、計210万円を支払ってだまし取られた。1回あたりに支払った金額は10~30万円だったという。
女性が被害に気付き、22日に同署に相談した。
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もっと早く気づくことはできなかったのだろうか?
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