万博警備の内部資料を開幕前に一時紛失 大阪府警の巡査部長が置き忘れ、連絡まで気付かず
13日に開幕した2025年大阪・関西万博をめぐり、大阪府警警備1課に所属する巡査部長が開幕前に警備に関する内部資料を一時紛失していたことが19日、府警への取材で分かった。資料は全て回収し、流出などは確認されていないという。
府警によると、巡査部長は開幕目前の今月10日午後、府立国際会議場(大阪市北区)に勤務時間中に立ち寄った際、資料を置き忘れたとみられる。同日、来場者が書類に気付き、施設に届け出た。12日に施設職員が府警に連絡し、紛失が発覚した。
巡査部長は連絡を受けるまで書類の紛失に気付いていなかったという。府警は巡査部長の処分を検討する。
府警は「文書の内容を踏まえ警戒警備に万全を期すべく対応した。文書の適切な管理が行われるよう再発防止に努める」とコメントした。
万博は13日に開幕。前日の開会式には天皇、皇后両陛下が出席されたほか、石破茂首相らも出席した。
産経新聞より転用
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