茨城県、公用車のメガクルーザーを競争入札で売却へ 中古市場で人気
- 政治・経済
- 2024年12月12日
茨城県は11日、公用車として使われていたトヨタの四駆車「メガクルーザー」を一般競争入札で売却すると発表した。自衛隊の車両としても使われているタイプの民生用車両で、中古車市場では高額で取引されている。県は人気車を売却し、その代金を災害備蓄品の購入などに役立てるとしている。県では公用車の売却は珍しいという。
今回売却されるのは、1999年に常陽銀行から寄贈された車で、2015年の関東・東北豪雨などの災害現場で使われてきた。6人乗りで走行距離は8万5586キロ。車検切れでバッテリーが上がっているが、需要があると見込み、予定価格は818万1818円(税抜き、税込みでは900万円)に設定した。車の引き渡し後に落札者が常陽銀行や県のマークを削除しなければならないなど留意事項がある。
入札に先立ち、20日と1月9日の午後1時半から水戸市笠原町の県庁福利厚生棟1階で下見会を行う。希望者は実施日の前日午後5時までに県防災・危機管理課に申し込みが必要。入札参加資格の申請は1月24日午後5時まで。開札は2月4日午後2時からで、入札書は当日、県庁行政棟1階の入札室1に持参するか、3日必着で同課に郵送する。問い合わせは同課(029・301・2872)。【鈴木敬子】
毎日新聞より転用

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