「殴ったらパクるぞ!」女性客にキスも…長崎県警30代巡査部長を訓戒処分「覚えてないが…」

客として来店したスナックで、他の客に暴言を吐いたり頬にキスするなど不適切な言動をとったとして、長崎県警の30代の巡査部長が本部長訓戒の処分を受けていたことがNBCの情報公開請求で24日わかりました。
訓戒処分を受けたのは長崎県警本部所属の30代男性巡査部長です。
県警によりますと、巡査部長はことし1月県北部のスナックで、店を訪れた一般客の男性と口論になり「殴るなら殴れ、パクるぞ」と暴言を吐いたほか、女性客の肩に執拗に手をまわし背中を触ったり頬にキスをするなど不適切な行為をしたということです。
県警ではスナックの客からの情報提供を受け事実確認を行い、巡査部長の不適切な言動が明らかになったとして、今月8日付けで本部長訓戒の処分としたということです。県警はこの件について刑事事件としては立件しないとしています。
当時、巡査部長は同僚2人と共に来店。同僚とは別に飲食しビールやハイボールなどをおよそ10杯飲んでいたということで「酒に酔っていて覚えていないが、まわりが見ていたなら不適切な行為に間違いないと思う」などと話しているということです。
巡査部長は被害者に謝罪の意向を示しているということですが、辞職の意向はないということです。
県警監察課は「必要な指導教養の充実と浸透を図ることによる同種事案の再発防止に務める」としています。
長崎放送より転用
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