「中国企業がフーシに衛星画像提供」「軍艦攻撃を直接支援」…米国務省が中国を批判
- 国際
- 2025年4月19日
【ワシントン=向井ゆう子】米国務省のタミー・ブルース報道官は17日の記者会見で、中国企業「長光衛星技術」が、イランが支援するイエメンの反政府勢力フーシに衛星画像を提供し、紅海での米軍艦などへの攻撃を「直接支援している」と述べた。ブルース氏は、「中国が、ロシア、北朝鮮、イランとその代理勢力に重要な経済的・技術的支援を提供していることは明白だ」と批判した。
アメリカと中国の国旗=AP
長光衛星技術は中国吉林省の民間衛星企業で、米空軍大学の研究などによると、中国政府や中国軍と密接な関係を持っている。英紙フィナンシャル・タイムズは米当局者の話として、トランプ政権が、同社の動向について中国政府に非公式に懸念を伝えたと報じていた。
中国外務省の 林剣(リンジエン) 副報道局長は18日の記者会見で、米側の指摘について「状況を把握していない」とした。
読売新聞より転用

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